げろみ日記

自分用のメモみたいなもので人に見せることはあまり考えていません。適当に適当です。カテゴリつける気力ないので はてなの各グループのテーマ内容に合った日記は各自 日記内検索で見つけようw

まだ反響の出てない創刊号発売日のうちに休刊を指令する日本企業

どうも、オタ嫌いの偉い人がオタすぎる本の現物を見て 気分で休刊を強制したらしい。
いや、どんな理由であれ、そんな事が起きて、それを現場がくつがえせない状況の所なら
今後も似たような事態が発生する可能性がある。
どんな批判や結果が出ようと、後になって良くなるような事はまずないし
それで良くなるくらいなら最初からこんな事は起きないからだ。

そんな現象の起きるような所は作家や本屋、取り次ぎの立場でも信用しにくいだろうな。
こうした職人を軽視し踏みにじる行為は今やジャンル関係なくあらゆる所で見られる国になってしまった。
日本はもう終わってる。
こうした独裁経営が上層部にいられてる状況を許せてる段階で。

コミックキューガールは1号で終わりです | rumblefish
(略)
本日発売の「コミックキューガール」ですが、2号が出ないことに決まりました。

一般論ですが、こういうことが起きる場合には、続けようとする人と、止めさせようとする人が存在します。

今回ももちろん関係者の方々は続けようとしてくださいました。ですが、これも一般論ですが、会社にはそういう事を決裁する権利のある人がいて、その人が決めた場合にはそこで決まります。また、そう決めたのならそれでよいですし、個人的にもわざわざそうしたくない人のためにお仕事をする義理もないので、終わること自体には異存はありません。ただし、それとは別に、手間や見込みの問題があります。

雑誌の創刊にあたっては十数人の漫画家さんが新しく企画を練ります。産みの苦しみといいますが、そういうイニシャルの労力というのはすごいものですし、編集者さんもそれぞれ、そのために力を尽くします。デザイナーさんも装丁や雑誌フォーマット、個別作品ごとのロゴ、広告用のデザインなどの多大な労力を支払っています。営業担当の方も、雑誌立ち上げのために販路の確保に力を尽くします。これが手間の問題です。基本的に制作者が最初にかける費用は大きく、巡航しはじめてやっと、徐々に回収されていきます。

それに関係しますが、雑誌に関わっている人たちの多くは個人で仕事をしています。雑誌に連載を持つということはそれなりの大きな作業なので、常識的に考えて将来n回分ぐらいはこのために開けておこうとスケジュールを立ててます。もちろん、そのために他の仕事を断る場合もあります。収入計画もその時期に立ちます。単行本がでるところまでいってやっと本来狙うべき収入、という場合も多いでしょう。

これが突然無くなってしまうとどうなるかというと、企画の立ち上げに力をかけた分、他の仕事を避けてスケジュールを確保した分、それらから回収の見込みが無くなるということで、赤字です。大きな損害が出ます。

また、そういう事を決済する権利がある人がいると書きましたが、その人には社内の業務を監督する義務ももちろんあります。ある方針を持つのは良いですが、ならばOKを出した案件はちゃんと方針に沿っているのか見張っておくのが順当でしょう。そうしていれば、
(略)

  • 参加することになっていた企画ごと他社に売り渡されて、売り渡された先の会社とさあ仕事を始めようという段になって、しれっと自分のギャラが半額に書き換えられているのに気づいてしまった(結局断った)
  • 一般企業のオタク方面とのコラボ企画、準備段階の中程で偉い人がでてきて、オタクとか嫌なんだけどということで終了
  • 参加することになっていた企画で、内容を詰めていったらだんだん方向性が変わってきたというかぶっちゃけ逆方向に行っちゃったので貴方に絵をお願いするのは止めます、となった

どうでしょう、楽しそうですね。みなさんも絵描きになっていっしょに不思議体験してみませんか?
(略)

似たようなことは実はよくあったりする

【前代未聞】本日発売の新雑誌「コミックキューガール」1号のみ発売して休刊|オタク.com

でも、原稿料が未払いになるようなのよりはいいか。

追加

エロいのが休刊の理由らしい。
昔、似たような事がスクエニの単行本でもあったな。
出したあとに回収という

コミックキューガール発売日でした。 | AZUMAYUKI DIARY
(略)
今日、編集さんから連絡いただきまして、
いきなりの廃刊が決まったと知らされました。

出版社上層部の人の「こんな卑猥な本は出せない」という理由で廃刊が決まったようです。
(略)

コミックキューガール No.1コミックキューガール No.1
実業之日本社

実業之日本社 2012-04-26
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

値段が何だかすごいことに。。

COMIC キャンドール 2011年12月12日号 VOL.95COMIC キャンドール 2011年12月12日号 VOL.95

実業之日本社 2011
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools