げろみ日記

自分用のメモみたいなもので人に見せることはあまり考えていません。適当に適当です。カテゴリつける気力ないので はてなの各グループのテーマ内容に合った日記は各自 日記内検索で見つけようw

まどか☆マギカもジュエルペットてぃんくる☆同様にアルカイダによって出来てた!!!

時どき作品から微妙に滲み出る不穏な空気があちこち似てると思ったらやはり・・・

8/30朝日新聞朝刊 虚淵インタビュー

(略)
「例えば、アルカイダは、自分たちの正義のためにツインタワーをへし折りました。誰かの正義は、誰かにとっての悪であり、善意、優しさ、希望が人を幸せにするとは限りません」
(略)

↑まどか脚本家

てぃんくる☆脚本家

ジュエルペットてぃんくる☆と心のなかの万華鏡: 島田満「大好き!」BLOG
話の始まりは2001年の9・11事件です。衝撃的だったあのテロの直後、学生時代の友人と話す機会がありました。彼女は仕事の都合で中東に渡り、十数年、現地で暮らしていました。現地の言葉をしゃべり、現地の人々と生活や仕事をともにしていました。その彼女が言ったのです。
アメリカは当然の報いを受けたんだよ。アメリカが中東にどれだけ惨い事をしてきたか。どれだけ犠牲者がいたか。報復は当然だよ」
それが三千人の犠牲者が出た9・11への彼女の言葉でした。私は言葉をのみました。青春時代、東京の大学で、同じ教室の空気を吸っていた彼女が、十数年後に口にした言葉にショックを受けていました。私には中東問題を語るほどの知識も、現地を体感した肉声もないため、何の言葉も返すことができませんでした。

 私はただテレビの向こうで繰り広げられる遠い国の出来事を見守るだけでした。
 その後、アメリカはアフガニスタンタリバンを掃討し、イラクのバクダッドに侵攻していきました。
 アメリカ軍がバクダッドに攻め入った時……私はテレビの前で、両国の人々の様子を見ていました。テロの犯人を裁くという正義を信じる者。オイルマネーを得ようとする者。自国への侵略に激怒し、蜂起する者。勝機のある方へつき自己保身する者。争いを避け、日和見する者。悲嘆や絶望にくれる者……。
 沢山の人たちを見ているうちに、私は不思議な感覚に襲われていました。そこにいる誰もが、自分のように感じられたのです。もし、わたしが当事者の国に生まれ、育ち、その国の空気を吸って生きていたら、わたしも同じように考えるだろう。中東の人たちのように。アメリカ人のように。
 この戦争は、私の心の中で起きている出来事なのかもしれない……。そんな奇妙な錯覚すら持ったのです。なぜならテレビの向こうにいる遠い国の一人一人の怒りや悲しみや憎しみや正義感や打算や営利主義や利己主義や日和見や破壊衝動は私の心の中にもあるからです。
中東の人々もアメリカ人も日本人も、人は誰もがひとつの心の中に、善や悪や喜びや悲しみや打算や利己主義や正義感を万華鏡のように持っているのでは?
私の心の万華鏡のなかで起こることが、いま、中東の国で起きている。
だから……
『すべてのことは、ひとつの心のなかで起きる』

悪とされるものに向かい合ったとき、その悪は自分のなかにもある悪なのでは……?
自分のなかにもあり、誰のなかにもある悪なのでは……?
だから……と私は思いました。倒すべき悪は、他国や他者のなかにはない。
克服すべき悪(ネガティブ)は、自分の心のなかにある。

世界中の人が自分の心の万華鏡をのぞきこんで、克服するべきなのは、自分の心のなかのネガティブなんだと思ったとしたら、テロも戦争も、なくなるかもしれないのにな……と、夢のように妄想したのです。

前置きが長くなりました(^^;)私がアニメ作品ジュエルペットてぃんくる☆の企画をいただいたとき、思ったのはその時のことでした。
(略)