げろみ日記

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忍者の武器という最初の言葉印象により案の定、書類送検者叩きに大成功

クナイは大工さんの道具であり別に武器に特化したものではないが
(投げて殺傷するのも普通は困難。たぶん傷害能力はノコギリのが上)
案の定ニンジャの武器というマスコミの発表により世間での印象操作に成功した。

少し前まで所持が犯罪でなかったものが、ある日を境に違法となり
それを持つ事は罪だとしてどの財産を没収される。
もちろん国はその金額を払ったりはしない。

一度法案が通れば、持ってる者は殺人予備軍や死の商人とされ、
所持者が見つかるニュースが出れば多くの人々から
とんでもない危険な犯罪者だとして糾弾リンチされるのだった。

銃刀法違反:「苦無」所持、容疑の社長ら書類送検−−警視庁 - 毎日jp(毎日新聞)
忍者が投げて使ったとされる両刃の武器「苦無(くない)」を所持していたとして、警視庁生活環境課は7日、兵庫県三木市の金物製造販売会社社長の男(40)と東京都中野区の会社員の男(当時43歳)=09年に死亡=を銃刀法違反(刀剣所持)容疑で書類送検した。

 社長の送検容疑は、5月17日、会社事務室で刃渡り9・8センチのものをはじめ計8本の苦無を所持していたとしている。中野区の会社員の死亡後、家族が遺品の中に苦無があるのを見つけ、警視庁に相談。同社から購入していたことが分かり、社長の容疑が浮上した。

 東京・秋葉原の無差別殺傷事件を受け、09年1月に改正銃刀法が施行され、刃渡り5・5センチ以上の両刃の刃物は所持が禁止されている。同課によると、社長は08年から苦無を製造。09年1月以降、ホームページを通じ109本を販売し、約51万円を売り上げていた。09年6月に地元警察の指導を受けたが、「苦無を壊したり、警察に提出する気になれなかった」と供述している。【町田徳丈】

伝統工芸職人の無念さは相当なものだろう。


以前は犯罪どころか貴重な日本文化財作成者だったが
アキバ事件を境に製作が違法となり、人に渡せば罪となる。
こうした例が起こる恐れは何も刃物だけにとどまらない。


混ぜることで毒物を発生させられる洗剤なども電車内でテロに使われたりすれば
単純所持禁止になって所持者は罰金になるかもしれないし、
政府が認めない書物やCDを持つ者も危険思想とされて逮捕されるなど
戦前やナチスと同じような事が起こる可能性もある。

エロ漫画の単純所持禁止も恐らく強行され、誰かが捕まったときには
所持者は危険な犯罪者として多くの世間から非難されまくるのだろうな。

いや、所持だけでなく、道ばたで人に挨拶したり、すれ違うなどでも既に
警察ホームページでは「声かけ事案」という事件として扱われている。
よくネットで色んな連中が中国など他国を独裁国家とかいって蔑んでるが、
国民自らが国に規制をねだる今の日本はとても他国をあれこれ言える状態ではない。
まぁ大抵の国では、管理されてる住民ら当人は自分がされてるとは思いもしてないんだろうな。