げろみ日記

自分用のメモみたいなもので人に見せることはあまり考えていません。適当に適当です。カテゴリつける気力ないので はてなの各グループのテーマ内容に合った日記は各自 日記内検索で見つけようw

興味のある物以外見ない。排除。邪魔。の世界へ

ヤマカンインタビュー


美少女アニメ以外は見ない」っていう風潮が起こったんですよ
僕らの世代はそれを見て「あれ?」って思った。 90年代半ばくらいですね
ちょうどギャルゲーが隆盛して来た頃。
「美少女さえ見てれば良いんだ」「それ以外のアニメは見ない所か興味もない」という

なるほど。
萌えヲタギャルゲのキャラに同じ顔した人物だらけのものが多く、あずまんが大王らき☆すた原作も東方もひだまりも、ジャンルになるほどヒットした作品は大抵が美少女以外は意図的に極力画面から排除する設計になっていて、アニメで白石や冬樹など色んな男が追加されると原作ファンから非常に強い拒絶反応が出まくるのは、やはり自分の好きなもの以外は排除した空間が気持ちいいからか。エロゲーの主人公に、自分空間を作るのに障害となる親が同居してる事が少ないのもわかる。まさに幻想郷(いや、それは)


でも、オタがハァハァするオタ作品は虚構の中だからいい。
現実でも大多数の市民が「オタは不快だから排除せよ」「有害漫画処分せよ」「喫煙者はBOXに隔離、いや全面禁煙にして喫煙者は罰則刑にせよ」「ノラ犬猫は町から消去せよ」「ダンゴ虫、殺せ」「○○国籍は排除」「森は暗がりが出来て危険だから伐採せよ」「浮浪者は処分せよ」「公園の遊具は危険なので撤去せよ」「こんにゃくゼリーは販売規制すべき」、と排除と隔離と抹殺の傾向で成り立っている社会の上に、排除されてる少数派までも別の少数派を叩きまくっているので、色んな宗教や神が共存してた日本もどうやら外国のように「自分以外は悪」の世界になったようだ(で、色んな法律を要求するのはいいけど、それによって自分も拘束される側になるとは思ってもいない。正義の自分だから他人から見て悪となり罰される事のある可能性なんかこれぽちも想像つかないのだ)。
いや、絶対神な宗教のアメリカも多民族構成なので一応の多様性はあるのだけど(でも冤罪で他国空爆の上にクジラやらエロ漫画撲滅やら実際は多様性容認とは程遠い。言ってる事と実際にしてる事が違いすぎる。漫画の暴力は厳しく規制でも現実の銃所持はOKだし)。自分世界を守るために、やはり鎖国は正しかった。


そんな状況で、漫画家に対して今でも「男がいねーじゃねーか」とか
「こいつら皆同じ顔で区別つかねー」とかズレた指導し続けてる編集や指導者は
脳が昔のまま止まっていて、周りの社会の空気をまったく見てなくて
現実の売れ線と自分の感覚がとっくにズレてきてる事に気付かない終わった基地外

というか、対象読者はキャラの区別が普通についてんのに、編集は区別つかないのは
ファン以外には最近のどのガンダムも同じデザインに見えたり、
興味なければどのスズメやハトも区別がつかなかったりするのと同じようなものかも。
そう、対象に興味がないのですw(※興味のない層を引き込むようにさせるのだからそれも正しい)


つーか、見慣れたもののほうが安心するからなw
ギャルゲが同じ絵と同じデザインだらけなのも正しい。(埋もれるけど)
周りと違った個性ある絵が出ると「萌え絵じゃない」と拒絶されて叩かれるしな。
でも、ひぐらしも東方も月姫も、ジャンルが出来たほどの作品原作は
当時の周りのいかにもな売れ線とは違った個性が存在していた。
二次創作はアニメも含んでいかにもな萌え絵だらけだが。


>優しい世界、傷つけない人たちへの憧れと諦観。現実的には滅びの許容。

かんなぎ武梨えりスレ その20
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/comic/1230481768/
18 名前:名無しんぼ@お腹いっぱい 投稿日:2008/12/29(月) 12:20:50 ID:8KLNGWSK0
実は僕も「萌え」って何?って、ずっと考えてるんですよね〜
「萌え」のような発想って、数十年前、いや、アニメが始まった頃からあるものだとは思うんです
以前は「萌え」のようなものを指して「ロリコンアニメ」といわれて、まぁある種蔑まれていた時期もありました
で、そんな中でいわゆる「萌えキャラ」を初めてファンに浸透させたのは宮崎駿だ、と僕は捉えていて
すると宮崎駿の前にはその師匠である森康二がいて、森康二の前にはその師匠格である政岡憲三がいて・・・
といった具合に、「政岡憲三以来、萌えアニメはあるんだ」というのが僕の考え方
「萌え」という言葉はなかったけれども、その系譜っていうのは綿々とあったんだっていう

忘れもしません。 僕の大学時代、僕の代までは「アニメはまんべんなく見よう」という考え方が主流でした
食わず嫌いをせず、まんべんなく食べようぜっていう
それが、僕より一歳下の代くらいから、「美少女アニメ以外は見ない」っていう風潮が起こったんですよ
僕らの世代はそれを見て「あれ?」って思った。 90年代半ばくらいですね
ちょうどギャルゲーが隆盛して来た頃。
「雫」とか「痕」とかがブームになった辺りから、「美少女さえ見てれば良いんだ」「それ以外のアニメは見ない所か興味もない」という
もちろん僕も美少女アニメは見てましたよ。
セーラームーン」が大好きで、亜美ちゃんの魅力について語れと言われればいくらでも語れますけどw
それとは何かが違う。原理主義的なものが生まれてきたんですよね
そんな人達を訝しげにというか、興味深く観察していたら、突然彼らが対象にしているものが「萌え」というふうに言われ始めたんです
とにかく、本当に急激な変化だったっていうのを鮮明に覚えています

うーん、違和感を覚えますね。
もちろん、「かんなぎ」にも萌え要素はありますよ
でも、ラブコメの作品を普通に作ったら、萌え要素も、時にはエロ要素も入ってくるでしょう
「くっついた・離れた」っていうドキドキ感であるとか、思春期の揺れであるとか、そういうものを描いていたわけであって
そうするとそこに萌え要素は必ずはいってきますよね
それを指して「萌えアニメ」だと言われると、う〜ん、「こちらはそこまで割り切って作っているわけではない」と言うしかない


19 名前:名無しんぼ@お腹いっぱい 投稿日:2008/12/29(月) 12:21:21 ID:8KLNGWSK0
そうなると引くんですよね〜、皆さん
まぁ、100%予想してましたけどw
「面白くない」って言われて、こっちは「やっぱりな」ですよw
でも僕は辛抱して絶対貫くぞと
ここで原作を曲げるわけには行かないと思って作っていました
・・・実は、変な先入観を植え付けたくなかったから、これまでのインタビューではなるべく控えていたんですけど、
かんなぎ神道アニメだ」って僕は当初から確信していたんです
もちろん基本はラブコメなんだけど、神道アニメという要素があって、これが非常に重い
でも、その要素は絶対に描ききりたいと思った
ブコメの範疇内、神道アニメの部分・・・もっと言うと、日本の民族性ですね
日本人にとって日本の神様という存在が現在どう捉えられているのか?ということを特に第11〜13話、最後の三本で一期に描いています
このラスト3話が「かんなぎ」の本質だと言っても、僕は過言じゃないと思っています

例えば、神様=ナギが自分探しをするんですよ?
こんな変な話、ないでしょうw
神様が自己について疑問を持ち始めるんです
神様が「私って何?」なんて、絶対西洋は考えられない。 でもナギは悩んだ
そういう、神様なのに悩んでるって発想自体が、神道そのものに結びつく
さらには、日本人の宗教観に結びつくんじゃないか?と思ったんですね


20 名前:名無しんぼ@お腹いっぱい 投稿日:2008/12/29(月) 12:21:53 ID:8KLNGWSK0
そう。6世紀に仏教が日本に入ってきて、仏教に浸食されるかなと思ったら、神道がうまくこれを取りまとめた
神仏習合ですね。 なぁなぁな感じで収めちゃった
で、みんなどっちつかずの状態で、「どっちも適度に信じちゃおう」で来たわけじゃないですか
だから僕ら日本人にとって神様ってどういう存在かっていうと、あまり確かなことはいえないんですよね
よく「バチが当たる」とかいうし、お墓参りに行かないと先祖の霊に怒られるとか
そういう考え方はあるんですけど、だからといって、ひとりの神様、ひとつの宗教にこだわってるわけでもない
そんな「日本人にとって神様って何?」とか「信仰心て何?」っていう命題が、ナギに託されているんです
ナギは八百万の神というか、日本の土着信仰に基づいた神様ですが、
その、まさに日本の神の「あいまいさ」に、ナギ自身が苦しむ
苦しんで、自分を見付けられるか見付けられないかという展開になっていくんですけど
やっぱりそれは現在の僕ら日本人に突き付けられたひとつの課題なんじゃないかなって思いますね
最終話で仁がナギにとても印象的な言葉を投げかけるんですけど、それは仁が僕たちの代弁をしてくれているんです

だから視聴者にはラスト3話を「鬱展開だ」とか「ラブコメのままがいい」とか、そんな割り切り方をしなくてもいいでしょって言いたいです
最低限のメッセージはこの作品に残しておかなくてはいけないし、神道アニメの要素を描かなければ原作から引き算をしてしまうことになる
そこは武梨先生の確認もとりました
だから「実は、神道アニメだったんだよ」という形で最後の3話は突っ切りたかったんです
確かに萌えアニメ的要素もあるし、ラブコメ要素もあるけど、さらに「神道とはなんぞや」という一歩踏み込んだテーマ性もあるんだよ
ということを最後の3話で示しておこうと
これはもう、ウケが良かろうが悪かろうが関係ないですね
意地を張ってるわけじゃないですよ。  それが「かんなぎ」という作品なんだから、そうしているだけなんです


21 名前:名無しんぼ@お腹いっぱい 投稿日:2008/12/29(月) 12:24:18 ID:8KLNGWSK0
↑はヤマカンのインタビューね

原作者に確認取ったってことは、説得するためにヤマカンの考えをえりタンに伝えたってことでいいんだよな
これ聞いたときどう思ったんだろうw

http://news4vip.livedoor.biz/images/002/075.gif
http://image.blog.livedoor.jp/dqnplus/imgs/0/b/0b803a83.gif
頭が老化すると、新しいものは脳が受け付けにくくなる。浮世絵、小説、文学、映画、TV、ゲーム、ネット、新しいジャンルが出れば常に中年世代から叩かれ「最近の若い者は」が出るのは宿命。
そして、歳をとれば感覚も鈍くなるので、ファンには普通に区別のつき億単位の経済効果を出してる西又絵やべっかんこう絵ですらも、中年の老害脳には同じキャラに見えているかもしれないのだ。
目の前の現実は同じでも、フィルターを通す受け取り側で印象がまったく違う。ヒットギャルゲの絵が区別つかないような世代は世界から浮いた終わった存在なので自殺すべき。3万人以上が自殺している自殺大国日本。


べっかんこう絵の特徴は判子絵ではない 2008-03-19 - August Dojin Data Base
【2ch】ニュー速クオリティ:gifアニメーション



でも実際、少女まんがも萌えものも、いや漫画全般やその他の文化でも、それを捉える事の出来る感性がないと「訳がわからない下らないもの」で終わっちゃうんだよなぁ。時代によってそれはゲームだったり短歌だったり俳句だったり絵画だったりクラシックだったりロックだったり。
大抵の音楽ジャンルは出始めは柔軟な若い世代に支持されて、流行りだして大人の耳にも届きだすと、その世代は脳が老けてて新ジャンルを受け入れる余地がないので理解できず、「下らん」「不良の曲で有害」「ぜんぶ同じ雑音」みたいな感じで叩きだす。どのジャンルでもそうした出来事の繰り返しなんだろうな。
大抵の売れないコンテンツ企業ではベテラン老人がしきってたりして、昔の時代での売れるための方法論に固執したままだったり。年配企業でもちゃんとした所は周りの動向とらえてるけど。捉えすぎて流されて埋もれちゃうのもアレか。


分煙 効果なし 受動喫煙被害 完全な除去は不可能/対策は全面禁煙 (1/4ページ) - MSN産経ニュース