げろみ日記

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単純所持禁止の国で起きていること

児童ポルノの「だましリンク」で逮捕、FBIが新手のおとり捜査を実施 -【Technobahn 2008/3/21 15:14】
連邦捜査局(FBI)が児童ポルノ(child pornography)サイトへの誘導を目的としたニセのリンクを掲示板等に貼り、このニセのリンクをクリックした人を児童ポルノ処罰法違反容疑で強制捜査を行うというインターネットを利用したおとり捜査を行っていたことが20日までに、この捜査により起訴された容疑者の裁判で提出されたFBI側の証拠資料によって明らかとなった。
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児童ポルノ配布容疑者をめぐる奇妙な疑惑:パート1 | WIRED VISIONDeclan McCullagh 2001年12月13日
ニューヨーク州カナンデーグア発――ラリー・ベネディクト氏(写真)(44歳)は、ニューヨーク州の美しいフィンガー湖畔地域の自宅の床に、足を組んで座っている。周りに散らばっているのは、かつての幸せな生活の残骸だ。

 2匹のヤドカリが部屋の隅の水槽の中で動き回っている。妻と息子が家を出たとき、残していったものだ。段ボール箱の中には、彼が米ゼロックス社で上級エンジニアだったときに認可された15件の特許書類がしまわれている。現在彼は、同社から解雇宣告を受けている。手元には抗欝(うつ)剤の『アミトリプチン』の壜が置かれている。

 ベネディクト氏の湖畔の家のリビングルームで最も目を引くのは、積み上げれば3メートルにもなりそうな紙の山だ。これは、1995年に始まった刑事訴追に対する同氏の弁護記録だ。この裁判はベネディクト氏から、家族、キャリア、そして貯金を奪い去った。そしてまだ当分終りそうもない。

 米国政府は、性的行為を行なっている未成年者の画像が入ったコンピューター・ディスクを交換したとして、ベネディクト氏を起訴したのだ。

 ベネディクト氏にかけられているのは合衆国法典第18編第2252条に違反したという2件の容疑。この条項は、「明らかに性的行為を行なっている未成年者」の画像の配布を重罪と定めている。裁判はまだ進行中のため、ベネディクト氏は7500ドルの保釈金を払って釈放されている状態だ。

 ベネディクト氏が無罪を主張しているのも無理はない。児童ポルノ犯罪者となれば社会的に葬られることはもちろん、検事がかつて彼に告げたところによると、陪審員が有罪と判断した場合は、50年以下の刑務所行きになるというのだ。

 しかし奇妙なことに、何千ページにも及ぶ裁判記録、宣誓供述書、手続記録の見直しによって、この刑事事件に関して連邦政府が集めた証拠の中に、驚くべき矛盾があることが続々と明るみに出ているのだ。

 警察は、ベネディクト氏の無罪を証明する可能性のある重要な証拠を破棄した。ある捜査官は、何も発見された事実がないにもかかわらず、ベネディクト氏と児童ポルノを結び付ける証拠書類があると、大陪審に間違った情報を伝えた。

 ある郵政監察官は大陪審に対して、ベネディクト氏が州警察の証人の面前で、児童ポルノ取引を行なっていたことを認めたと述べた。これに対して州警察官は、そんな事実はないと強く否定している。

 不可解なことに、ポルノ画像の入ったファイルとディレクトリー全体は、押収されたコンピューターが警察の証拠保管室に保管されている間に出現した。検事たちがベネディクト氏のパソコンにある違法画像ファイルを見つけるまでに、5年近くもかかっている。画像ファイルは、「GIF」という名前の一番上の階層のディレクトリーに入っていて、すぐ目に付いたはずなのにだ。

 10日(米国時間)に提出された訴訟書類で、連邦検事局は、違法な行為は一切行なっていないと断固否定している。
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「逮捕から5年後に」いきなり証拠が“出現”。
上の人は職と婚約者を失い、生活を完全に破壊された。現在も裁判中。
有罪確定すれば懲役50年。
日本でも似たようなことが増えるだろう。
今でも通行人がドライバや爪切り所持で連行されていく状態だから
仮に法を作る側の目的がそうでないとしても利用する側に道具が揃えばそうなる。

日本は人権法、ダウンロード法と独裁政治のための道具が次々に同時に揃ってきている。
犠牲者は人権のためだと主張しているが、その行動と本質は明らかに人権からかけ離れ正反対なものだ。
いきつく先の状態は中国やイスラムの状態をみれば予想がつく。